ストレスのホントウの正体 ホメオスターシスって?
レイキマスター/ティーチャー、ストレスケアカウンセラー/トレーナー、
ISD個性心理学マスターインストラクターのみゆっきーです。
私達の体には、気象や気温など外部の環境因子に対して、生体内部の機能を一定に保つ
働きをするモノがあります。
その生体の機能を内部環境とし、
内部環境の一定性をフランスの生理学者クロード・ベルナールが提唱し、
その内部環境の一定性をホメオスターシスと説明したのが、
アメリカの生理学者ウォルター・キャノンです。
これはどういうことかというと、
私達の体は、どんなに暑くても、どんなに寒くても、体温を一定に保っています。
外部の環境に対して変動はしません。
それは、ホメオスターシスの働きによるものなのです。
ホメオスターシスとは、変化に適応できる能力です。
ホメオスターシスは、自律神経系、内分泌ホルモン系、免疫系、筋肉系を
正常に保つように働きます。
ホメオスターシスがきちんと機能することで、私達は健康でいられます。
では、ホメオスターシスが機能しない時はどんな時でしょうか?
それは、ストレッサーによってホメオスターシスに歪みが発生し、
歪みが持続し続けると、ホメオスターシスは機能しなくなっていきます。
この歪みの持続をストレスというのです。
ストレスにより、自律神経系、内分泌ホルモン系、免疫系、筋肉系が
正常に動作しなくなり、病気になるのです。
この自律神経系、内分泌ホルモン系の中枢は、間脳の視床下部にあります。
脳は大脳、小脳、脳幹で構成されていて、間脳は脳幹の一部です。
要するに、ストレスは間脳の視床下部に影響し、自律神経系、内分泌ホルモン系の働きを乱し、免疫が弱まり、筋肉にも影響を与えるということです。
ヒトの体は脳からの指令が神経を通って筋肉に伝わり動くようになっています。
ストレスにより、脳の指令が筋肉まで行き届かなくなります。
例えば、ダイエットをしていて食べ過ぎてはいけないと思うのに食べてしまうことは、
ストレスによりもたらされることです。
私もストレスにより間食が増えます。
でもストレスというのはヒトが生きていくうえでなくてはならないものなのです。
次回以降、そのことについてお伝えしていきますね(^^)